次の休みにどこかに行きたいけど、予算とか時間に合わせて調べるのめんどくせーってことないでしょうか。JTBやHISなどの旅行代理店に行って、お店の方に相談するのも一手ですが、自分で調べて旅行をアレンジすることで、旅行の幅はぐっと広がります。
Google Flight
一番使うのはこのGoogle Flightですね。出発地は基本的に皆さん決まっていると思います。東京都とか大阪とか。行先が決まっている場合は、もちろん入力して検索してもいいですが、Google Flightの優れているところは、行先をブランクのまま検索できることです。
東京出発で、行先ブランク・日付は適当に入力して検索すると、画像のような検索結果が表示されます。

地図上に行先毎の最安値価格が表示されましたね。予約クラス(ビジネスとかエコノミーとか)、航空会社のアライアンス(スターアライアンスとワンワールドとか)、経由地(直行か乗継有かとか)の追加条件を入力することで絞込も可能です。
また日付も「今後6か月間の最安値」とかでも検索できるので、旅行に柔軟に対応できる場合はお得な時期にフォーカスすることも可能です。

最後は、検索結果から各航空会社や旅行サイトのページに飛んで予約が可能です。
ステイタス修行をする場合は、所要ポイントを確認するために、予約クラス(ビジネスZ・D等/エコノミーL・S・M等)をチェックする必要がありますが、Google Flightではそこまでは確認できません。予約クラスは航空会社の予約サイト、もしくはExpediaで確認する必要があります。
また、世界一周ルート等の複数ルート検索は苦手です。ここは自力でなんとかするしかありません。
Skyscanner
こちらもGoogle Flight同様に旅行先を検索するのに便利です。行先ブランクや地図からの検索もできますし、直感的に操作できます。趣味の世界ですが、私はGoogle Flightのデザインが好きなので、主にGoogle Flightを使っていますが、たまに検索で出てこないこともあるので、その時はSkyscannerを使ったりします。
Expedia
所謂OTAサイトです。元々はマイクロソフト社の旅行予約システム部門がスピンアウトしてできた企業です。
特徴としては、航空券とホテルをセットで予約すると割引されるところです。また、一部の提携ホテルでは割引やポイントアップの仕組みもあります。
目的地も時期も決まっていて、纏めて予約してしまいたい場合はこちらが便利ですね。但し、注意点として航空券の予約変更やホテルの予約変更はExpediaを通じて行う必要があります。座席指定等も含めてフレキシブルに行いたい場合は、それぞれ航空会社やホテルの公式サイトからの予約をお勧めします。特にホテルは各ホテルチェーンのロイヤリティプログラムに参加し、一定のステイタスを保有している場合は、公式サイトからの予約じゃないとベネフィットを受けられません。独立系のホテルを利用する場合は、OTAサイトが向いているかもしれないですね。
また、Google Flightの段落でも言及しましたが、Expediaでは航空券の予約クラスが確認できます。航空会社によっては公式サイトでも最後まで進めないと確認できない会社もあり、そんな時はExpediaが便利です。
Trip.Com
https://jp.trip.com/?locale=ja_jp
こちらは中国資本のOTAサイトです。中国ではC Tripの愛称ですが、グローバル展開するにあたり、中国色を払拭した方がいいとの判断なのか、欧米風の名称にリブランドされています。
最大の特徴は中国の新幹線、高鐵(ガオティエ)の予約を日本語でできるところです。日本から中国に出張する際、一つの都市だけで終わることは少なく、複数都市を周遊することが多いと思います。その際にネックになるのが高鐵の予約で、現地スタッフに予約してもらい、現地で現金で精算する、等のめんどくさいやり取りから解放されます。
ネックは、飛行機のように携帯にQRコードを表示させ、それで改札を通る、ということができない点ですね。駅に到着後、チケットを発券する必要があります。特に外国人は有人のみどりの窓口みたいなところに行かねばならず、ここがまた結構混んでいるんですよね。。。

中国資本のサイトということもあり、中国発の国内線、国際線の情報は詳しいです。Google Flightに出てこない航空会社のルートも出てきます。
飞常准(アプリ推奨
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=veryzhun.vzcom&hl=ja
こちらは、機体情報が確認できるアプリです。これから乗る飛行機が今どこにあるかや、出張で来る役員の乗った飛行機が時間通りなのか遅延しているのか等を確認するのに便利なアプリです。中国語版ですが、まあ日本人なら何となく理解できると思います。
フライトレーダー24でもいいのですが、個人的にはこっちの方が使いやすいですね。座席マップは残念ながら中国の航空会社にしか対応していません。
最後に
今年は旅行にとって受難の年ではありますが、あれこれ考えを深めるにはいい時期とも言えます。国内の都道府県を跨ぐ移動は6月19日からともうすぐであります。今年は海外は難しいかもしれませんが、国内旅行にフォーカスしてみるのもいい時期かもしれません。